100日間ファーム生活
💫💫2020年4月27日から2020年9月21日まで💫💫
4月末から9月末までファーム生活。
まず、ファーム生活をしようと思った理由。
それは第一にセカンドビザ取得のため!!
ファームで88日以上労働すると、ワーキングホリデーセカンドビザの申請が可能になります。
ファーム以外にも、政府が定めた分野で働けばセカンドビザの申請が可能になるみたいですが、圧倒的にファームを選択する人が多いです。(ファーム事業が最も人を必要としているから…?)
そして第二に、コロナの影響でシティでは仕事を見つけられなかったからです。
語学学校卒業と同時期くらいのタイミングで仕事を始めようと思っていました。
レジュメ(履歴書)を作成し、合計20店舗ほど配りに行きました。
が、ちょうどその頃からコロナによるロックダウンが始まり、レストランも閉まり始め、どこも人事募集にストップがかかってしまいました。むしろオーストラリア人を含む多くの人が職を失う状況でした。
そのため仕事探しは諦め、ファームに行くことを決めました。もともとセカンドビザは取得する計画で来ていたので、遅かれ早かれファームには行くつもりでした🤗
ファーム探し
ファーム探しは日豪プレスやfacebookを活用しましたが、結局同じ語学学校に通っていた友人が行っているストロベリーファームに決定🍓!
本当はパースのファームに行きたかったんです。単純にパースに住んでみたかったということと、アジア人が少ないと聞いていたからです。ですが、ボーダーが閉まってしまったため、州を跨いでの移動は困難な状況になっていました。
そのためパースは断念、、、そして絶対に行かまいと思っていたカブルチャーに行く決心をしました。
既にファームで働き始めていた友人たちから情報を集め、OMY・SUNRAYファームに決めました。
ファームを選ぶ際に気をつけたことは、
・コロナによる隔離が必要か
・給料はちゃんと支払われるか
⇨週一で振り込まれました!
・ペイスリップはもらえるか
⇨セカンドビザ申請に必要になる可能性あり
・セカンドビザ取得につながるか
・家は用意されるか
・十分に仕事がもらえるのか
⇨十分な仕事を与えず、家賃のぼったくりをするところも、、、
・シーズンはいつからか
もちろんファームを決定する前にファーム雇用主に質問することも大事ですが、可能であれば実際にそこで働いている、または働いたことのある人に話を聞いた方が良いと思います。
アジア人経営のファームは悪徳(なかなか仕事がもらえない/給料が支払われない/セカンドビザに繋がらないetc...)が多いとよく耳にします。アジア人経営ファームが多いのはカブルチャーです。
なのでカブルチャーのファームにはあまり行きたくなかったのですが、QLDから出られなかったのと、知り合いのいるファームはカブルチャーにしかなかったので、結局そこに行くことにしました。
私の行ったファームはアジア人ファームではありましたが悪徳ではなかったので結果的にはよかったです😀
シェアハウス
そして、私のファーム生活はイメージしていたものとは程遠いものでした(良い意味で!)。
まず、家がとっっても綺麗✨聞いた話によると築1年だとか、、、。
4room、1livingroom、2bathroom、1garageの1軒屋のシェアハウス。
シェアメイトは、日本人(F1)、韓国人(F2M1)、そしてなんとオーストラリア人(M1)笑
オーストラリア人がいるなんてびっくり笑
彼は何年かここのファームで働いているらしい。だから23歳の若さだけど、仕事では仕切る側のポジション。
ちなみにこの家はファームマネージャーが用意してくれいている家だったので、ハウスメイトは全員同じファームで働いていました!同じ職場だとなにかと話が合うので楽しかったです♪
私の部屋はマスタールーム!!!
マックス3人入れる部屋だったけど、最初の3週間はひとりで占領していました😜仕事終わりに他の部屋の人たちがひとつのバスルームを取り合いしている中、私はのんびりと毎日シャワーを浴びていました、、、💜
家賃はbills(水道代、電気代、インターネットetc.)込みで125ドル。何人部屋かによって多少変わったり、ハイシーズンになると高くなったり。なぜか私の部屋はハイシーズンになっても125ドルのまま。笑 ラッキー😃
最寄り駅までは徒歩45分、スーパーまでは徒歩20分。田舎です。
優しくて車を持っているシェアメイトがいれば、送迎をしてくれます!ファーム到着時も駅まで迎えに来てくれました!してくれなければ歩くかウーバーか。
ブリスベンシティまでは電車含め1時間ほど。シティに行くとブリスベンでさえ都会に感じました笑
ファームでの仕事
私がファームに移動したのは4月末。最初の仕事はcutting。
planting⇨cutting⇨picking&packing 大体この流れ。
みんな口を揃えていうのは、cuttinngがいちばんしんどい👿次にplanting。
私が着いた時期にはもうplantingは終わっていたので、まずはcuttingについて。
🍓cutting
朝6時開始。
マネージャーが割り当てた送迎車に乗ってフィールドへ。片道車20分くらいかな。
(ちなみに送迎費は片道$3。ちょっと高め^^; 毎日、その日のドライバーにトランスファーしてました。)
まだ外は暗く、長袖一枚じゃ寒い季節。
服装は、蛍光色のシャツ/長ズボン(スパッツ)/帽子/長靴/グローブ。
全部bigwとかKmartで揃えられます!
蛍光シャツはオーストラリアでは毎日目にします。たいてい黄色かオレンジ。工事現場の人もみんな着てます。私の場合、後々packingを選んだので蛍光シャツが必要だったのはcuttingの時だけ。なので1枚で十分足りました。
長靴は、必須。そんなに必要性ないだろうと甘くみていました、いざフィールドに出向くと、足元はだいぶぬかるんでいます。平気で足首くらいまで沈むところもありました^^;
cuttingとは、伸びている余計な茎(ツル)をひたすら切っていく作業。
毎日配布されるハサミを使って行っていくので、常に中腰。
しゃがみながら行うこともできますが、圧倒的にテンポが遅くなります、、
お給料は何列cuttingを行なったかによる歩合制だったので、のんびりやっているとそれだけお給料が低くなりますね。。。
基本的に1列12ドル。もう少し時期が経って、ツルが絡み合っているようなより難しいcuttingになると1列あたりの給料は上がってきました。
朝一は日の出前でむしろ寒いですが、疲れてきた頃に太陽も昇り、日差しが強くなり、どんどん体力と気力が奪われていきました泣
経験者や闘争心の強い人はほんっとうに速い。どこからあの体力が出てくるのか、、
たいていお昼前後には終了でした!ちなみに労働者は100人超!8割アジア人、ヨーロッパ系数人、バヌアツも少々。
結果、私がフィールドで働いたのはcuttingの時だけだったので、ファームジョブっぽい仕事はほんの数日間の経験。
どうしても暑い太陽の下、雨にも風にも負けず、体力勝負のフィールドでの仕事は好きになれなかったけど、日の出とともに青くて大きな空の下で働けたことは確実に価値ある経験になりました!とっても気持ちよかった!!!
トイレに行きたくなってしまった時にはもう最悪。
作業場の近くにトイレはなく、茂みに隠れてするしかなかった、、、泣
結果、私がフィールドで働いたのはcuttingの時だけだったので、ファームジョブっぽい仕事はほんの数日間の経験。
どうしても暑い太陽の下、雨にも風にも負けず、体力勝負のフィールドでの仕事は好きになれなかったけど、日の出とともに青くて大きな空の下で働けたことは確実に価値ある経験になりました!とっても気持ちよかった!!!
休憩は一斉にとります。長くて30分。短い、、、
みんなドリンクや軽食を保冷バッグに入れて持参。大体の人がcolesやwoolworthで買った保冷バッグを使っていたのでみんなお揃い(笑)
結果、私がフィールドで働いたのはcuttingの時だけだったので、ファームジョブっぽい仕事はほんの数日間の経験。
どうしても暑い太陽の下、雨にも風にも負けず、体力勝負のフィールドでの仕事は好きになれなかったけど、日の出とともに青くて大きな空の下で働けたことは確実に価値ある経験になりました!とっても気持ちよかった!!!
cuttingのあとはピッカーとパッカーに分かれて作業!
…簡単に言うと、
ピッカーは短時間労働(日没には帰れる)だけど体力勝負。あと朝早い!
パッカーは長時間労働だけどその分稼げる!あと細かいけど単純作業。器用な人向き。
シーズンが始まる前に、どっちをやりたいかアンケート取られました。みんな希望は通してもらえてました!足りない方は、新しく来た人たちで調整していたのかと!
🍓picking
1回だけpickingやりました!ハンドピッキング。
グリーントレイを片手に抱え、苺一粒一粒を摘んでいく作業。
ハイシーズンはハンドピッキングではなく、トロリーを使ってピッカーたちが摘んでいました。
トロリーはタイヤの付いた足漕ぎ車みたいな感じ。そこにトレイをいくつも積んで、ひとり一列ずつ担当しながら摘んでいくんだとか。
お給料は何キロ摘んだかの歩合制らしく、こちらも争奪戦が繰り広げられていたそう。
摘まれた苺たちはそのままpacking shedへ🚚
🍓packing
こちらが、私のファーム生活のほとんどです!!
簡単にいうと、毎日packing shedにこもって、ひたすらパネットに苺を詰めていく作業。
一日中立ちっぱなし、手だけ動かす。
最初は3〜4時間程度の短時間労働。
まだまだ苺も小さく、商品にできるような苺は少なかった、、。
少しずつ苺の状態が良くなり、収穫量も増え、もちろんそれに伴い労働時間も長くなってきた!最長は朝9時から夜中2時までの16時間労働(-_-) ちなみにそれは9月中旬の話です。。。
今年はコロナの影響か単に天候が良くなかったのか、いずれにしても収穫量が少なかったらしい。それもあってデイオフは平均週2日くらいはもらえていたと思います。例年は早朝から夜中までの労働が毎日続くらしいので、、
今年くらいの労働量が私にはちょうどよかったです。これ以上は無理でしたっw
パッカーは約20人から始まり、ハイシーズンには70人くらいまで増えました。
経験者は10人くらいかな?
私は初心者ながらに頑張り、TOP10に入ることもしばしば!!初心者の中では、私ともう一人韓国人のLeahっていう女の子のツートップでした😁
毎晩その日のランキングがLINEで送られてくるので、みんな毎日上位を目指して必死でした笑(上位に入ったからと言って何が起こるわけでもないんですけど、、笑)
お給料は何パネット詰めたか。
ファースト(coles,costoco,flat)とセカンド、それぞれでレートは異なりました。
flatの場合、1ボックス(24パネット)で3.6ドルとか。
私の最高額は週で2,000ドル!一日400ドルは超えていました。hourlyより全然良い!!
packingの1日の流れは、
①パネット、ボックスの用意
②スタートの合図で一斉に開始
③苺の入ったトレーをレーンからとる
④ファースト(状態の良い苺)、セカンド(状態まあまあ)、ラビッシュに分類
⑤パネットに詰める・重さチェック
⑥ボックスに詰める
⑦レーンに乗せて自分のレーンのチェッカーに送る
⑧チェッカーが、傷んでいる苺を詰めていないか、重さは足りているか等総合的にチェック
⑨⑧で引っかかったパネットが返却される(名前呼ばれる)
10 チェッカーの元へ行き、綺麗なパネットと引っかかったパネットを交換
11 休憩前や苺の種類が変わるタイミングで、全てのボックスをチェッカーに送る。
⇨この時、ボックスを作り切れず余ったパネットの争奪戦、再び。
12 何時くらいに帰れるのかを知りたいあまり、あと何ゲージの苺が残っているのかボックスボーイに聞きまくる。
13 ボックスボーイの”ラストゲージ〜!”の声でみな喜ぶ
14 自分のシートのお片付け、掃除
15 クロックオフ、全員マネージャーの周りにゾンビのように群がる
16 毎晩その日のランキングが送られてくる
各自自分の席が決められていました。
朝の争奪戦がとにかくすごかった、、。
パネットやらボックスやらの用意にみんな奮闘していました。なぜなら、朝の時点で必要な分の確保ができないと、作業の途中にそれらの補充をしに行かなくてはならない、つまり仕事を中断しなくてはならないということ。
みんな1ボックス、1パネットでも多く詰めようと必死だから、補充の時間はとってももったいないんです、、
ただこの部類は日本人は大の苦手(笑)台湾人やらにいっつも負けていました笑笑
お昼買いだめ電子レンジ行列
食べ放題
雨の後は最悪
何種類か
ちょうど100日